活動-第18回情報教育合同研究会

2022年度

第18回情報教育合同研究会

(2022/11/19)

74名のご参加をいただきました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

第18回情報教育合同研究会 分科会及び研究発表の詳細について(案内第3報・最終報)
 日本で最初の「情報教育に関する手引き」発刊から30余年かかりましたが、学校教育における情報教育が小学校から中学校、高等学校、大学入学共通テストへと繋がる、一本の道筋が確立されました。遅かったかもしれませんが、情報教育に関心がある多くの人々の努力の賜物であると考えています。
 2025年からの大学入学共通テスト「情報Ⅰ」に向けて、今年度から高等学校「情報Ⅰ」が情報教育の仕上げの段階として実施されています。これらの制度をより実りあるものにするためには、今後いろいろな課題を乗り越えて行かなければならないと感じています。この研究会もコロナ禍でバーチャルな集まりが続きましたが、課題を乗り越えて行くエネルギーを得るためには、熱い肌感覚が感じられる研究仲間とのリアルな出会いが今こそ急務ではないでしょうか。
 そこで、今回の研究会のテーマは「情報Ⅰの理想と現実 ~学校の現状を直接対話しよう~」とし、現在の喫緊の課題について直接議論することにしました。そのため、午後のみの開催にするなど、従来のプログラム等の見直しを行い、開催時の感染防止対策を入念に整えた上で、リアルな研究会を園田学園女子大学で開催したいと考えています。
 皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げます。
※【11/13追記】参加申込について、11/12(土)までの締切としていましたが、研究会当日まで受付を延長します。

(Last update:2022/11/13)
担当幹事 佐藤万寿美・坂井貴行・垣東弘一・山本 恒

第18回情報教育合同研究会 分科会並びに研究発表の詳細について
テーマ

情報Ⅰの理想と現実 ~学校の現状を直接対話しよう~

日時

2022(令和4)年11月19日土曜日 13:00~16:40

会場

園田学園女子大学 欅和館(4号館)

兵庫県尼崎市南塚口町7丁目29-1 TEL 06-6429-9909(情報教育センター直通)
※本研究会は「園田学園女子大学感染症予防ガイドライン」に従って開催します。

共催

情報コミュニケーション学会情報教育特別委員会
教育システム情報学会関西支部
日本情報科教育学会近畿・北陸支部
兵庫県高等学校教育研究会情報部会
大阪府高等学校情報教育研究会
情報教育学研究会(IEC)
氷上情報教育研究会
Logoに学ぶ会Neo

後援

兵庫県教育委員会
尼崎市教育委員会
園田学園女子大学

日程
12:30-
【受付】 欅和館(4号館)1階

受付時に検温いただくとともに、記入済みの「健康チェックシート」の提出をお願いします。
「健康チェックシート」は下のボタンよりダウンロードできますので、印刷及び記入の上ご持参ください。
なお、印刷が難しい場合は受付で用紙をお渡ししますので、その場でご記入をお願いします。

13:00-14:10
【分科会】【研究発表】同時開催

※各会場の配置は、密が回避できるように設定します。

【分科会】(3会場にて複数セッション同時開催)【研究発表(情報教育一般)】[2階4203教室]
「学校の現状を直接対話しよう」
 テーマ①GIGAでつながる小中高の情報教育
    ②情報Ⅰにおけるプログラミング教育の実際
    ③大学入学共通テストに向けた高校現場の動き
 座長:阿部 一晴(京都光華女子大学)
発表1
「大学初年次におけるタイピングスキル向上に関する方略」
 倉掛 崇(広島女学院大学)
発表2
「反転授業を伴う情報教育の一考察 -学生の授業参画度の観点から-」
 中嶋 克成(周南公立大学)
分科会1「GIGAでつながる小中高の情報教育」[2階4201教室]
 座   長:米田 浩(尼崎市立教育総合センター)
 話題提供者:細見 隆昭(丹波市立黒井小学校)
       雨宮 久仁(尼崎市立教育総合センター)
       谷田 浩平(京都府立朱雀高等学校)
<趣旨>
今年度から高等学校における1人1台端末の活用が本格的に始まり、
小中高でつながるGIGAスクール構想は完成を迎えようとしています。
実際に小・中学生は日常的に端末をどう活用しているのでしょうか? 
児童生徒の情報活用能力に成長は見られたのでしょうか? 
そして高等学校は今後どう活用しようとしているのでしょうか?
分科会2「情報Ⅰにおけるプログラミング教育の実際」[3階4301教室]
 座   長:中西 通雄(追手門学院大学)
 話題提供者:望月 翔平(兵庫県立兵庫高等学校)
       佐竹 靖史・牛尾 太郎(兵庫県立柏原高等学校)
<趣旨>
今年度から全ての高校生が情報Ⅰの中でプログラミングを学ぶことに
なりました。プログラミングを学ぶための前提となる入学前の知識や
経験は、実際にはどの程度定着していたのでしょうか? それらを
受けて、授業において教材や学習方法にどのような工夫をしているの
でしょうか? 十分に学べる時間は確保しているのでしょうか? 
言語の選択はどう対応しているのでしょうか?
分科会3「大学入学共通テストに向けた高校現場の動き」[4階4401教室]
 座   長:米谷 繁(兵庫県高等学校教育研究会情報部会長)
 話題提供者:鹿野 利春(京都精華大学)
       三木 康史(兵庫県立尼崎稲園高等学校)
<趣旨>
今の高校1年生が受験する大学入学共通テストでは「情報Ⅰ」が出題
科目に加わり、国公立大学では「情報」を入試科目にすることが発表
されています。「情報」のテストはどのような内容になるのでしょうか?
 今後の大学の状況はどうなるのでしょうか? 高校生の「情報」に
対する意識に変化はあったのでしょうか? 高校現場は教育課程の編成
など、「情報」入試に向けてどう対応すればよいのでしょうか?
14:30-16:40
【全体会】5階4501教室

総合司会 小田桐 良一(園田学園女子大学)

・開会挨拶 14:30~14:35
 寺尾 敦(情報コミュニケーション学会 会長)
 大江 篤(園田学園女子大学・園田学園女子大学短期大学部 学長)
・講演「共通教科情報科の着実な実施、よりよい実施に向けて」 14:40~15:30(50分)
 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官
 (併)文部科学省 初等中等教育局 修学支援・教材課/教育課程課情報教育振興室 教科調査官
   文部科学省 初等中等教育局 参事官(高等学校担当)付産業教育振興室 教科調査官
                               田﨑 丈晴 先生
・パネルディスカッション「情報Ⅰの理想と現実」 15:40~16:40(60分)
 コーディネーター 佐藤 万寿美(同志社女子大学)
 パネリスト    米田 浩(尼崎市立教育総合センター)
          中西 通雄(追手門学院大学)
          米谷 繁(兵庫県高等学校教育研究会情報部会長)
・閉会挨拶 16:40
 米谷 繁(兵庫県高等学校教育研究会情報部会 会長)

参加費

無料(資料代500円 ※ただし共催後援団体会員は無料)

参加申込

下の参加申込専用フォームから参加申込をお願いします。

※【11/13追記】11/12(土)までの締切としていましたが、研究会当日まで受付を延長します。

その他

・感染防止対策のため、ワークショップ、企業展示、情報交換会の実施は見送ります。

※【11/13追記】本研究会は感染防止対策を整えた上で開催することに決定しました。

研究発表の募集 (締め切りました)

「情報科教育」または「情報教育一般」に関する研究発表を募集します(1発表15分)。下記の要領でお申込みください。

申込方法

下記のアドレス宛に電子メールをお送りください。

jkgk22□sonoda-u.ac.jp(□を@に変えてください)
申込必要事項

(1)発表タイトル
(2)発表者名(お名前と所属)
(3)発表概要(200字程度)

発表申込締切

2022(令和4)年10月28日(金)

発表原稿締切

2022(令和4)年11月3日(木)

お問い合わせ

情報教育合同研究会受付(園田学園女子大学情報教育センター 垣東)
jkgk22□sonoda-u.ac.jp(□を@に変えてください)