活動-第23回全国大会

2026年度

第23回全国大会

(2026/02/28-03/01)
第23回全国大会開催のおしらせ(第1報)
 情報技術の急速な発展により、私たちの生活や学びのあり方は大きく変化しています。AIやデジタルツールが日常に浸透する中で、技術を単に効率化の手段として捉えるのではなく、人間の幸福(ウェルビーイング)を高める力として活用する視点が、これまで以上に重要となっています。
 このたびの全国大会は、大手前学園創立80周年記念イベントとの同時開催とし、「人と技術の調和が拓くウェルビーイング」をテーマに、テクノロジーが人間の心理的・社会的ウェルビーイングにいかに貢献できるかを探究する機会といたします。
 特に本大会では、高等学校と大学の教育連携(高大連携)に焦点を当て、情報教育の接続と発展について、議論を深めてまいります。2022年度から必修化された高等学校「情報Ⅰ」を経て大学に進学する学生たちに対し、いかにして人間中心の情報活用能力を育み、ウェルビーイングの実現につながる力を養うか。大学教員と高校教員がともに考え、実践知を共有する場となれば幸いです。
 皆様のご参加と活発なご議論を心よりお待ち申し上げております。
 この全国大会は学会員だけでなく広く公開された大会になっております。情報コミュニケーションに興味のあるみなさまの多くのご参加をお待ちしております。

(Last update:2026/01/21)
情報コミュニケーション学会第23回全国大会実行委員会 委員長
大手前大学 畑 耕治郎

第23回全国大会申込について
テーマ

人と技術の調和が拓くウェルビーイング (案)

期日

2026年2月28日(土)・3月1日(日)

会場

大手前大学さくら夙川キャンパス
アクセス

大会当日は駐車スペースがございませんので、公共交通機関でお越しください。

参加費等

参加費:2,000円(学部生以下は無料)
論文集代:1冊3,000円(希望者のみ)
情報交換会:2月28日(土)にキャンパス内で開催予定

お支払い方法

参加申込みフォームに記載しています。

参加申込
2026年度新入会キャンペーンのお知らせはこちら
【注意】研究発表を行う場合は2月9日(月)24:00までに申し込みをお願いします。

その他
  • 研究発表を行う場合には、2月9日(月)24:00までに、参加申込と同時に発表論文を提出していただきます。論文原稿用テンプレートはこちらからダウンロードしてください。
  • 大会への参加は当日に会場でも受け付けていますが、できるだけ参加申込フォームでの事前申込をお願いします。
  • 論文集は数に限りがあります。参加申し込みフォームで購入希望をお尋ねしますので、確実に入手するには、2月15日(日)24:00までに参加申し込みを行ってください。
日程(予定)

【 第1日 – 2月28日(土)

10:30-
受付開始

11:00-17:00
企業展示

11:00-12:00
<高大連携セッション> ワークショップ1

AI時代のデータサイエンス教育
― 統計的リテラシーと「問いを立てる力」をどう育てるか ―

<講演者>

Exploratory, Inc. CEO 西田 勘一郎 氏

<講演概要>
 近年の生成AIの急速な進化により、データ分析や意思決定の現場は大きく変わりつつあります。AIは高度な分析や要約を瞬時に行ってくれますが、その一方で、どのような問いを立てるか、そして返ってきた答えをどう評価・解釈するかは、依然として人間に委ねられています。つまり、AI時代のデータ活用においてこれまで以上に重要になっているのが、統計的リテラシー(データを読み、問い、判断する力)です。これは単なる計算手法の習得ではなく、データから何が言えて、何が言えないのか、AIの出力をどこまで信頼できるのか、誤った解釈や思い込みをどう避けるのか、といった、思考の枠組みそのものを育てる教育が求められているということです。
 本セミナーでは、AI時代におけるデータサイエンス教育の変化を整理しながら、これからの学校教育における統計的リテラシー教育のあり方について考えます。あわせて、プログラミング経験の有無に関わらず、学生が「データに触れ、考え、説明する」ことを可能にするデータサイエンスUIツール「Exploratory」を、教育現場での活用例を交えながらデモ形式でご紹介します。
 これから始まる新しいデータサイエンス教育の方向性を共有し、皆さまと議論する場になれば幸いです。

<講演者プロフィール>
 米オラクル本社で、16年にわたりデータサイエンスの開発チームを率い、機械学習、ビッグ・データ、ビジネス・インテリジェンス、データベースに関する数多くの製品を世に送り出す。その後、一部のテック企業にデータを独占されている状況に危機感をいだき、2016年春、データサイエンスを民主化するためにカリフォルニアのシリコンバレーにてExploratory, Inc (https://exploratory.io/) を創業。現在は、誰もが簡単にUIを通してデータサイエンスの様々な分析手法を使うことができるExploratoryの開発を行うExploratory, Inc.でCEOを務めるかたわら、データサイエンスの知識とスキルの普及のためのデータ教育にも取り組む。

12:00-13:00
昼食

13:00-13:20
オープニング

学会長挨拶(青山学院大学 寺尾 敦)
開催校挨拶(大手前大学 平野 光俊)

13:25-14:10
基調講演

「人の感性に寄り添うAIで拓くウェルビーイング」
国立大学法人電気通信大学副学長 坂本 真樹 氏

<講演概要>
 AIが人の感情や感性を理解し、日常や医療、創造活動に寄り添うことで、心身の充実や幸福感を高める新しいウェルビーイングの可能性を、具体例を交えてわかりやすく紹介します。

<講演者プロフィール>
1998年東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了(博士(学術))
東京大学助手、電気通信大学講師、准教授を経て、2015年より電気通信大学大学院 情報理工学研究科教授。2020年より副学長
2018年5月感性AI株式会社創業 取締役COO
2024年6月ソフトバンク株式会社 社外取締役に就任
人工知能学会理事、内閣府AI関連委員会委員などを歴任。人工知能学会論文賞など受賞多数。感性に着目した生成型AIと分析型AIの開発と応用、および物理空間とサイバー空間の融合の実現を推進。
著書「坂本真樹先生が教える人工知能がほぼほぼわかる本」の一部は国語の教科書に引用されている。NHKラジオ「子ども科学電話相談」準レギュラー。

14:15-15:00
<高大連携セッション> 特別講演

「AIが東大理三に受かる時代、学校は何を教えるのか
  ― 創造性と多様な知性を育む新しい教育のかたち ―」

<講演者>
スタディサプリ情報Ⅰ講師
青山学院大学・青山学院中等部講師 安藤 昇 氏

<講演概要>
 IQ150相当、東大理三レベルの知能を持つ生成AIが誰でも使える今、「知識を覚える」教育の価値は大きく変わりました。これからの学校に求められるのは、AIには代替できない創造性や、一人ひとりの多様な強みを引き出すこと。本講演では、青山学院での実践事例をもとに、多重知能理論の視点から「AI時代に輝く子どもたちの育て方」を具体的に提案します。

<講演者プロフィール>
生成AIを活用した教育の第一人者として、DXハイスクール導入を支援し、多くの学校でアドバイザーを務める。2023年よりスタディサプリで講師を担当し、2025年大学入学共通テストの必履修科目『情報Ⅰ』の講座を担当している。映像授業クリエイターとしても活躍しており、運営するYouTubeチャンネル「GIGAch」は登録者数が3万人を超える。また、Hulu配信番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合〜」ではプログラミング講師として出演。AIと教育を融合した新しい学びを実践し、教育現場のDXを牽引している。

15:30-17:00(研究会と同時開催)
<高大連携セッション> ワークショップ2

『「心」を動かすテクノロジーの授業
 -LOVOTとカードで体験する、新しい「自分探し」のカタチ-』

<講演者>
NTT株式会社 社会情報研究所 上席特別研究員 渡邊 淳司 氏
GROOVE X株式会社 LOVOT

<講演概要>
 本ワークショップでは、NTT社会情報研究所の渡邊淳司氏と、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」とともに、テクノロジーが私たちの「心」をどう豊かにしてくれるかを探ります。高校の「総合的な探究の時間」や「情報」の授業で、生徒が自分自身の価値観に気づいたり、お互いの個性を認め合ったりするための「授業のヒント」が詰まった体験型プログラムです。

  1. 「目に見えない幸せ」を言葉にしてみる
    ウェルビーイングカードを使って、自分にとっての「幸せのカタチ」を可視化するワークを体験します。普段は言葉にしにくい「大切にしたい価値観」をカードで選ぶことで、生徒同士が自然と本音で話し合えるような、あたたかい対話のきっかけ作りを体験していただきます。
  2. 「役に立つ」から「愛される」テクノロジーへ
    ただそこにいるだけで、思わず笑顔がこぼれ、優しい気持ちになれる。そんな「心」に働きかけるテクノロジーの力を体感します。LOVOTを抱き上げ、体温を感じる。その心地よい体験を通して、これからの時代に求められる「人とロボットの新しい関係性」や、心をケアする技術の可能性を肌で感じていただきます。

<講演者プロフィール>

  • NTT株式会社 社会情報研究所 上席特別研究員 渡邊 淳司 氏
     専門はウェルビーイングを創成する身体性に基づくコミュニケーション技術・方法論。博士(情報理工学)。ウェルビーイング学会理事。Well-being Technology展 実行委員長。著書に『情報を生み出す触覚の知性』(化学同人、毎日出版文化賞受賞)、『ウェルビーイングの設計論』(監修・共同翻訳、ビー・エヌ・エヌ)、『ウェルビーイングのつくりかた』(共著、ビー・エヌ・エヌ)、『わたしたちのウェルビーイングカード』(監修、NTT出版)など多数。『ウェルビーイング・コンピテンシー―学びの現場にウェルビーイングを取り入れるための考え方と実践方法』(東洋館出版社)の著者の一人。
  • LOVOT(らぼっと)
     GROOVE X株式会社は「ロボティクスで、人間のちからを引き出す」をミッションに掲げ、「人間とロボットの信頼関係を築き、生活を潤いと安心で満たす存在をつくる」ことをビジョンとするスタートアップベンチャーです。家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』を開発・製造・販売を行っています。  『LOVOT』は、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい。ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴で、ペットのようにだんだん家族になるロボットです。
15:30-17:00(ワークショップ2と同時開催)
研究発表

17:20-19:00
情報交換会

【 第2日 – 3月1日(日)

8:30-
受付開始

09:00-13:10(研究発表、総会と同時開催)
企業展示

9:00-10:10
研究発表

10:20-11:30
研究発表

11:40-12:10
総会

12:10-13:10
昼食

13:10-14:20
研究発表

14:30-15:40
研究発表

15:50-16:00
クロージング

お問い合わせ
情報コミュニケーション学会第23回全国大会実行委員会
info2026-event□otemae.ac.jp(□を@に変えてください)